ニュース・お知らせ

News Release
2023年11月20日

2023年11月18日 「杜の都バイオマス発電所(仙台蒲生バイオマス)」が営業運転を開始しました。

 ユナイテッド計画株式会社(秋田市寺内蛭根 3₋24₋3、代表取締役 CEO 平野久貴、以下「当社」)が出資する杜の都バイオマス発電所(宮城県仙台市・設備容量 75.0MW)が 2023年11月18日付で営業運転を開始しましたので、お知らせいたします。

                   合同会社杜の都バイオマスエナジー提供

 木質ペレットとパーム椰子殻(PKS)を燃料とした出力 75.0MW の本発電所は、当社、株式会社レノバ(東京都中央区、代表取締役社長 CEO 木南陽介)、住友林業株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 光吉敏郎)、みずほリース株式会社(東京都港区、代表取締役社長 中村昭)、RenoDa パートナーズが共同出資した、合同会社杜の都バイオマスエナジー(以下「合同会社」)にて、これまで準備を進めてまいりました。

                   合同会社杜の都バイオマスエナジー提供

 同発電所が立地する蒲生北部地区は、かつて約 3,000 人の住人が暮らしていましたが、東日本大震災の津波により約 1,500 戸あった家屋のうち約8割が流失・全壊し、多くの方が犠牲となりました。その後、仙台市震災復興計画に基づき、災害危険区域に指定され、蒲生北部被災市街地復興土地区画整理事業によって、仙台港に隣接する一大産業拠点として生まれ変わっております。
 合同会社は、この地でバイオマス発電所を建設するにあたり、地域の方々による「ふるさとが発展し、地域経済活性化の一端になれば」という想いを大切にしながら事業を進めてまいりました。その一環として、発電所内には、震災前の地域の様子を伝える「蒲生なかの郷愁館」 という展示ルームを設置予定です。

                  合同会社杜の都バイオマスエナジー提供

 今後も地域の皆さまや関係各所のご協力をいただきながら、地域社会との共生と安全を最優先として発電所を運営し、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

【プレスリリース】