「環境負荷低減を緑(環境)の利益と提言し、産業と環境の融合を推進する」との環境方針の下、基幹事業の一つとして、バイオマスを中心とする再生可能エネルギー資源による発電事業を進めています。
2016年の操業開始から順調に運転を続けている秋田市の「ユナイテッドリニューアブルエナジー」のほか、秋田県外でのバイオマス発電事業も積極的に推進していきます。
2020年に宮城県仙台市で建設を開始した「杜の都バイオマス発電所」は、2023年11月18日に運転を開始しました。また同じく2020年に宮城県石巻市で建設を開始した「石巻ひばり野バイオマス発電所」は、2024年1月に運転を開始予定です。
両発電所の設備容量は75.0MW。年間発電量は、一般家庭約17万世帯分の電力使用量に相当する計画です。
当社のほか、フォレストエナジー株式会社、株式会社レノバの出資により設立されました。ユナイテッドリニューアブルエナジー株式会社が運営します。
燃料は木質チップとPKS(パーム椰子殻)の2種類。うち7割は秋田県産の木質チップが占めています。現在、一般家庭の約4万世帯分、秋田市全体の約1/3の使用量に相当する電力を売電しています。
当社のほか、株式会社レノバ、住友林業株式会社の出資により設立されました。合同会社「杜の都バイオマスエナジー」が運営します。
約5万平方メートルの敷地にボイラーや蒸気タービンなどの設備を整備します。建設地からほど近い仙台港を使って輸入する木質ペレットとPKS(パーム椰子殻)を用いて発電します。
当社のほか、株式会社レノバ、東京ガス株式会社の出資により設立されました。合同会社「石巻ひばり野バイオマスエナジー」が運営します。
建設地は石巻市の港湾地区にある工業団地内の約4ヘクタールで、ボイラーや蒸気タービン、発電機、排ガス処理設備などを整備し、北米の木質ペレットと東南アジアのPKS(パーム椰子殻)を燃料に発電を行います。